本日は、2018年モデルGAINT「ANYROAD3」のご紹介。
「誰でも、どんな道でも。」というコンセプトのもと開発されたバイクです。
かなり斜め下がり(スローピング)されたフレーム形状は、ハンドル位置が高く、アップライトなポジション(体を起こした状態)で乗れます。ロードバイクの前傾姿勢がきつい(きつそう)と思われる方にも乗りやすいと思います。
タイヤも一般的なロードよりも太く標準仕様で700x32cのセミブロックタイヤ。
路面を選ばず走行できるところが良いところです。
ブレーキはディスクブレーキで、雨の日も自転車で移動するという方には心強いです。TRP「Spyre」機械式ディスクブレーキながら両側にピストンするタイプでとても感触よしです。
レースでは必要ないと思いますが、ストップアンドゴーの多い街中などを走る場合はやはり便利な補助ブレーキ。
リアキャリヤやフロントキャリヤ、もちろんフェンダーも取り付け可能です。
フレームのディテールもGIANTならでは(10万円をきるモデルとしては)クオリティの高さを感じます。
とにかく、現代版ランドナーとなりうるか!?の一台です。ハードに通勤や通学に自転車を使うという人にはもちろん、個人的には年配の方でこれからスポーツバイクを(ゆっくり)楽しもうという方にも乗っていただきたい一台です。
GAINT「ANYROAD3」 ¥95,000+tax
それでは、最後に本のご紹介。
『銀輪の巨人』野嶋剛(著)。GIANTの歴史を追った一冊なんですが、決してGIANT押しの本というわけでなく、自転車の歴史や、企業のサクセスストーリーとしておもしろく、自転車が好きな方にはさくさくと読める一冊です。章の間のコラムも面白い。
日々かなりごちゃついてますが、くらしサイクル奥のブックコーナー(仮)でも読めます。