9月になりました。台風が過ぎた後の数日は気持ちの良い風が吹き秋の訪れを感じましたが、きっとそれは思わせぶりの涼しさでまだまだ暑い夏は続くのだろうと思います。なんて思わせぶりなやつコノヤローなんて思わないようにしたいと思います。
オープンから2ヶ月、まだまだ店づくりも途中といったところです。上の写真は修理などで待ってもらうためのソファとテーブル、本棚です。小さな店なのでこれだけでもかなりのスペースをとっているのですが、このスペースは何とか残していきたいと思っています。
テーブルには何冊か本を選んで置くようにしました。修理待ちの間などで読んで頂ければ幸いです。いや、修理待ちでなくても読みに来て頂いても結構です。
自転車屋なのに本を読みに来る人、自転車屋なのに音楽を聴きに来る人、自転車屋なのに植木鉢に水をやりに来る人、そんな感じがくらしサイクルの究極の目標です。
今月(?)の「くらしサイクル」セレクションは町田康さんの「猫にかまけて」、いとうせいこうさんの「自己流園芸ベランダ派」、「TRANSIT」2008年8月号南米特集、茨木市役所からもらってきた”いばらき童子”の絵本「いばらきのふしぎのタネ」です。
短い時間でも読みやすいエッセー集という事もあり、いとうせいこうさんの「自己流園芸ベランダ派」が人気です。中にはお会計の時に感想を述べて頂くお客様も。結局は枯らしてしまうという話の数々がおもしろいです。
それでは今月もよろしくお願いします。
2016年9月1日
KURASHI cycle
木原 良広