クロスバイクの乗り心地を変えるには、ペダルやグリップ、サドルを変えてみる。ホイールやコンポートネントをグレートアップしてみる。などいろいろ方法があると思うのですが、もっとも大きく走りに影響を与える方法があるとすれば、それは”シューズとペダルを変えてみる”です。
まずはシューズから。一見、トレッキングシューズのようですが、、、、
靴底に”クリート”という金具を取り付けられる事のできる”ビンディングシューズ”と呼ばれる自転車用シューズです。”クリート”とはシューズとペダルを固定するためのもので、ペダルを漕ぐときに押す力だけではなく”引き足”の力も使う事ができるようになります。特に坂道ではビンディングかそうでないかでは雲泥の差がでます。
今回入荷したパールイズミの「X-ALP DRIFT Ⅳ」(¥16,000+tax)は先にも書いたように一見トレッキングシューズのようで(この言い方はあまり好きではないのですが、、)「自分はそんなに”ガチ”なスタイルではない」という方におすすめです。ビンディングシューズ、ペダルにも色々あるのですが、こちらはMTB用です。普段着で乗っても違和感がありませんね。
ペダルも色々とあるのですが、ペダルとシューズが固定されるのが怖いと思われる方は、シマノCLICK’Rがおススメです。こちらは取り外しが軽く、初心者用に設計されています。写真はSHIMANO「PD-T420」。片面がフラットペダルになっており、通勤や通学は普通の靴で、ちょっと遠くにサイクリングに行くときはビンディングシューズを履いて、という使い分けができます。
こちらは両面ビンディングペダルのもの。
“カチッ”と固定。足首をひねって外す。簡単です。
これでこそ自転車と身体との一体感が生まれます。クロスバイクに乗っている方にもぜひ試してほしいです。もちろんまだペダルを変えていないというロードバイク入門者の方にもおすすめです。初めての方には取付、調整、指導もさせていただきます。今回紹介したのは、”ガチ”か”ガチじゃない”かでいえば、ガチじゃないスタイルだと思うのですが、、、、そうではなく”人それぞれのスタイル”で自転車を楽しんで頂ければと思います。自転車に隔てはありません。
なぜか最近、若い子が使う”ガチ”という言葉が気になるくらしサイクルの店主のブログでした(もうおっさんです)。